休暇中に仕事をしていけない理由、ONとOFFの区別の大切さ

お仕事

休みの日は仕事のことを考えないようにした方がよいと思いました。いや考えてはだめなのです。

子供の通院、大学病院への定期的な検診のため、有給休暇を取得しました。病院は隣の市にあるので一日仕事でした。

目次

休暇中の仕事のメール

仕事人間な部分があり、以前は休暇を取っても仕事のことが気になっていました。最近は働き方改革で休暇を取るのも周囲の理解があり、気持ちの面でも取りやすくなりました。そして、仕事のことも気にせず、用事に集中しようと心に決めていました。

それでも気になってしまう。

大学病院で呼ばれるのを待っているときでした。会社の携帯にメールがありました。

「ペーストの発注仕様はどうしましょうか?今日が発注締めです。」

特殊な製品を作るための部材の発注仕様の確認が入ったのです。「今日が締め」この言葉は非常に強迫観念を迫るのに優れた言葉です。私は人が多い病院の待合室で、回答しないといけないと思い、メールで仕様Aを指示、「It’s a piece of cake!」これでよし、と子供の用事モードに切り替えました。

大学病院は人が多くて、朝10時の予約でしたが、終わったのは13時くらい。これ予約の意味あるのかなと思い、仕方がないとあきらめるいつものルーチンを終わらせて、帰路につきました。途中ホームセンターに寄ることにし、その駐車場に着いたときに、会社の携帯にメールに気づきました。

どうも先ほど指示した仕様Aは間違いで、仕様Bを発注するという内容でした。

気になって仕方なくなる。

それを見て、まず、「間違った発注をしなくてよかった。」と対応者に感謝の念、次になぜ間違った指示をしたのか?という自戒の念が始まりました。

自分の行動のプレイバックです。その特殊な製品は2回目の作製でした。仕様Aは通常で安価な仕様、仕様Bは通常ではない高価な仕様です。前回の作製時はてっきり仕様Aを使用したもんだと思って、今回も仕様Aの指示をしました。

そのメールには「前回は仕様Bを使用、今回も仕様Bにします」という内容が書かれていました。

「ガーン」(ショック!!)、私の指示は間違っていた。

そして、始まるのが、なぜ間違いをしてしまったのか?の原因追及。

頭の中は「どうして誤った指示を出したのか?」の堂々めぐりになってしまいました。

その場しのぎの対応になってしまう。

大学病院の待合中の環境下、いつもの仕事とは異なる状態。

手元にエビデンスなどの資料は当然ない。

「今日が締め」の脅迫観念。

早く回答してあげないと。

その場しのぎの根拠のない「思い込み」、「通常の仕様Aを前回も使ったはず」が生まれてしまいました。

原因は、休みに仕事をしようとしたことです。

原因は何か?なぜなぜ分析、

なぜ、誤った回答をしたのか? → 「思い込み」が起きたから。

なぜ、「思い込み」が起きたのか? → 記憶があいまいで、確認するもの(エビデンス)が手元になかったから。

なぜ、確認するものが手元になかったのか? → 会社にいなかったから。

そもそもなぜ、確認しなかったのか? → 病院にいて確認の時間がなかったから。

そもそもなぜ、回答したのか? → 誤ったサービス精神から。(その場しのぎ)

まとめると社外でプライベートの用事の中、仕事をしたことで、その場しのぎの判断をしてしまった。

仕事をしようとしたが、仕事にならなかった。つまり、仕事をしようとしたことが原因でした。

次に同じ過ちを起こさないために

今回の教訓として、休みに仕事をしないこと。(休みなのに、わざわざ連絡がくるということは、大概、難しい案件が来るもの。)

出勤者で何とかしてもらうしかないのです。

そして、個人の落とし込みとしては、こと仕事に限っては「いい顔をしないこと」

休む時は休む、仕事するとこは仕事する。メリハリの重要さを学びました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました