この故事の意味は下記などがあります。
[由来] 「淮南子―人間訓」に載っている話から。中国の北端、国境の「塞(とりで)」の近くに、占いが得意な「翁(老人)」が住んでいました。あるとき、彼の飼っていた馬が逃げてしまったので、みんなが同情しましたが、彼は「これは幸運が訪れる印だよ」と言います。そして、そのとおり、逃げた馬は立派な馬を連れて帰ってきました。そこでみんなが祝福すると、今度は「これは不運の兆しだ」と言います。実際、しばらくすると彼の息子がその馬から落ち、足の骨を折ってしまったのです。またみんなが同情すると、彼の答えは、「これは幸運の前触れだ」。息子はその怪我のおかげで、戦争に行かずにすんだのでした。出典 故事成語を知る / 辞典故事成語を知る辞典について
要は、良いこともあれば悪いこともある。特にサラリーマンをしていると自分にとっていいこともあれば悪いことも起きます。皆さんもご想像の通りと思います。
それらは会社やお客様などの外部から起こることだけでなく、自分自身の選択やミスなどの内部から起こることもあると思います。良いことが起きたからと言って浮かれすぎず、悪いことが起こったからと言って悲観することなく、特に悪いことに対しては冷静に対処していくことが大切だと思います。
他にこの故事から思うこととして、何が正しいかなんて誰にもわからない(※法律などのルールで規定されているものは別です)ということです。小さいときに素行が悪くても大人になって議員や先生になったり、高卒でも大学の先生になったりする人がいらっしゃるように、その時の行動だけで人を判断ができないし、その行動や考えが正しいのかどうかなんてわからないです。現実の世の中に生活する私たちは、今まさに直面していることです。人と接する中で、他人の行動や考えを否定せず、その背景を考えてあげたいし、自分自身の判断、行動もよく考えて、責任を持って行わなければならないと思う次第です。
コロナワクチンを接種し、発熱で体調は万全ではなく、気分は少し落ちていますが、この記事を書きながら改めて明日から頑張ろうと思いなおしています。
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